エルメスのバッグが人気の理由。 買取の際のポイントや高額買取バッグの種類を解説。 HERMES | 2023.01.08
多くの女性から絶大な支持を集めるハイブランドエルメス(Hermes)。バッグから洋服、スカーフなどのファッション小物、ジュエリー、ウォッチ、アクセサリー類まで、数あるハイブランドの中でも一際ランクが高く、「いつかはエルメスを持ちたい」と憧れる方も多いはず。中でも代表的なのは、バーキンやケリーといったバッグ類。中古市場でも高値で取引されています。エルメスはどうしてここまで人気なのでしょう。本記事ではブランドの歴史やエルメスで人気のバッグ、買取や中古市場について、ご紹介します。
エルメス(Hermes)について
エルメス(Hermes)は1837年に創業したフランス・パリ発祥の高級ブランド。正式名称はエルメス・アンテルナショナル社 (Hermès International, S.A.)といい、事業内容は洋服やジュエリー、バッグなどのデザインと製造・販売です。
メンズライン、レディスラインのいずれも展開し、商品は圧倒的な品格を携えています。本店はフランス・パリ8区に。ブランド誕生から1世紀以上経つも、気品あるブランドイメージは変わらず。男女問わず愛され続ける一流の高級ブランドといえます。
前述の通り、エルメスはもともとパリのマドレーヌ寺院界隈で高級馬具の工房としてはじまりました(「ティエリ・エルメス」)。エルメスのロゴがデュック(四輪馬車)とタイガー(従者)を描いているのは、このブランドのオリジンを示すものです。その後、産業革命以降に馬車が衰退すると、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移しています。
エルメスは素材の品質もさることながら、抜きんでたクオリティで評価を受けてきました。それは創業当時からレザーを扱っていた職人の技や知見があったから。変わらない圧倒的なエルメスのクオリティは、「職人技の伝承」がなされている証といえるでしょう。
エルメスが人気の理由
ハイブランドの中でも、一線を画す圧倒的な風格を示すエルメス。エルメスはどうしてこれほど人気なのでしょう。
・ ブランドイメージの高さ
世界的に有名な高級ブランドはいくつもありますが、その中でも格式が高いのがエルメスです。エルメスが主体として扱う「レザー」はエルメスが培ってきた品質管理と職人の技術が発揮できる素材。よってレザーを素材とするバッグなどの製品はおのずと超一流のクオリティ。富裕層だけが持てる、超高級なファッションアイテムとしてイメージが浸透していきました。
つまり、エルメスを持つことでアピールできるイメージがあるということ。それほどに、エルメスは世界共通の「ワンランク上のブランド」と認知されているのです。事実、財界人や資産家、海外のセレブリティやスポーツ選手などがエルメスの愛好家として知られています。
・ 資産価値として一生ものにできる
超高級ブランドであるエルメスは、資産価値の高さでも知られています。とくに「バーキン」の資産価値の高さは有名。アンティークやヴィンテージとしても圧倒的な人気があり、入手困難。今後も資産価値は高まっていくといわれています。
エルメスのバッグについて
さて、ここからはエルメスの主なラインナップをご紹介します。エルメスといえばやはり「バーキン」や「ケリー」が有名。ほかにも「コンスタンス」や「ボリード」、「リンディ」といったバッグがあります。
・ バーキン
エルメスの中でも、もっとも人気・知名度が高いバッグ。1984年にフランス人女優の「ジェーン・バーキン」のために作ったバッグとして、その名が付けられています。
開口部が広く、たくさんの荷物を入れられる機能性の一方で、美しくクラシカルなデザイン。非常に人気で、入手困難なことでも知られ、“お金があればいつでも購入できるバッグではない”という希少性もブランドの品格を高めるもの。
投資目的で購入する人も多いバッグです。
・ ケリーバッグ
ケリーバッグは女優からモナコ王妃となったグレース・ケリーが愛用していたバッグ。それを知った当時のエルメス社長が、彼女にちなんで「ケリー」と名付けたそうです。
上品さと機能性を兼ね備えるケリーバッグ。外縫い・内縫いなど細部までこだわり尽くした技巧デザインが商品の特徴です。製造工程に職人の手が加わっていることから製造数にも限りがあり、市場では常に供給不足が続いています。
・ ボリード
バーキンやケリーともならぶ、エルメスのアイコン的存在。誕生は1923年頃。自動車などでの移動中バッグから荷物が飛び出すことの無いようにとファスナーをつけた構造のバッグです。
丸みを帯びた半円形のフォルムのデザインで、マチ幅が広く収納力も抜群。機能性の高さと洗練された優美なデザインがボリードの特徴です。
エルメスのバッグ、買取査定のポイント
エルメスのバッグは、同じ種類のバッグであってもカラーや素材などによって、買取金額は大きく変わります。また、は流行や時期によっても買取価格が変動。エルメスのバッグで注目すべき買取査定のポイントを紹介します。
・ カラー
多彩にあるエルメスのカラーの中でも特に査定が高くなるのが、使い手を選ばない「ブラック」と「エトゥープ」(グレー)です。定番色であるため需要が高いのですが、生産量は他の色と比べて少ないそう。買取査定では、定価よりも高い金額となることもめずらしくありません。
・ 年代
プレミアがついている年以外、基本的に新しいアイテムの方が買取金額は高くなります。エルメスの新品であれば、数万円~数十万円の査定額の違いが出る場合もあるので、製造された年代は、査定時に非常に重要なポイントです。年代の判別はバッグに刻印された「製造刻印」を見ることで分かります。
エルメスのバッグの買取を迷っている方は、価値が落ちる前に、まずは早めに査定してみることをおすすめします。
・ 付属品の有無
付属品の中でも、鍵と鍵入れの有無は重要なポイント。査定額が大きく変わります。ほかにも箱、保存袋、レインカバー、タグ(新品の場合)が揃っていると、期待できる買取金額となるでしょう。
エルメス高価買取のバッグ
・ バーキン
エルメスのバーキンには、4つのサイズ展開があります。バーキン25、バーキン30、バーキン35、バーキン40の四種類。一番人気は小さめの「バーキン30」。買取価格ももっとも高額となります。買取価格が高いカラーは、黒・エトゥープ・ゴールドなど定番色。加えて、ビビッドカラーのローズ系も比較的高額になりやすいカラーです。
・ ケリー
ケリーもバーキンと同様にサイズ展開は4つ。ケリー25、ケリー28、ケリー32、ケリー35の四種類。一番人気は「ケリー28」で、買取価格ももっとも高額になることが予測されます。買取価格が高いカラーはやはり定番色。ケリーもバーキンと同様に、流行や季節によって買取価格が大きく異なるバッグです。
エルメスは一生もの
資産価値にもなるエルメスのバッグは、まさに一生もののファッションアイテム。中古市場ですら、手に入れることが困難なデザインやカラーもあります。
そんなエルメスのバッグを買取に出す際はブランドに詳しい専門家のいる業者に依頼するのがベター。正確なブランド価値をわかっているうえに、日々変化する価格の変動を理解しているため、納得の査定を叶えられるでしょう。
「BRAND STATION」はブランドのジュエリーや時計、バッグを含むアパレルを専門に扱っております。買取に出すことを悩んでいる方は是非一度お問い合わせください。
本記事が、ご購入・買取に悩んでいる方の参考になれば幸いです。